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18cmの奇跡
「土」にまつわる恐るべき事実!


農業大学校校長/北里大学名誉教授
陽 捷行(みなみ かつゆき) [著]

四六判並製/168頁/本体価格1,500円
ISBN 978-4-88320-631-5


ふだんは気にも留めない「土」の存在を、私たちは忘れていた。
「土」は私たち生きものの生命を握っているのに、空気や水よりも、あって当たり前に思っていた。
いま、その「土」が人間の活動により病んでいる。
病むだけでなく、人類を滅ぼすかも知れない。
「土」には逆襲する力量がある。

「新しい道路ができるとき、大きな建築物が建つとき、雨により多くの土壌が流されてしまう。あの現象は、何百年という歴史の成果がただ流され、 無に帰する姿なのである。もはや天地は行動を開始している。わたしたちに残された時間は、短い」(著者)

水や大気の汚染から、人類および全生きものの未来を案じる人は多い。しかしどうも、それだけでは正解とは言えないようだ。
「土」を考えない環境への配慮など、成り立ちはしないのだ。
本書は、人間と地球の環境問題を考える上での、絶好のテキスト!

「土と環境」の博士が、詩文と写真にこめた「母なる大地」のラブストーリー、ここに誕生!

見開き2頁単位で、写真と短文で綴った愛蔵版!

あなたの知らない、恐るべき「土」の事実満載!

●土は4億年前にはじめて生まれた(土は「生まれる」ものだった!)
●1pの土が育つのに、「1000年の歳月」がかかる。
●人類が生きるために使える土壌は、陸地表面のたった18p!
●スプーン1杯の土壌には、億を超える微生物が存在し、地球環境と全生命を守っている!
●すべての食べ物は土壌の養分からできる。私たち人類は土壌の産物だった!
●東京都の大地の80%以上が、建物とアスファルトなどの舗装でおおわれている。
●現代人の心と体の病の原因は、土壌との共存が薄れていることにあった!
●古代より文明の崩壊は、ことごとく土壌の逆襲による。
●土壌は人間と同じように呼吸している。土壌もまた生きものだった!
●その呼吸が乱れると、大気や水やオゾン層に悪影響を及ぼすという衝撃の事実が発覚!

著者紹介

陽 捷行(みなみ・かつゆき)
◎1943年、山口県生まれ。日本土壌肥料学会賞、環境庁長官賞優秀賞など足跡は大きく長い。専門は土壌学、環境科学。 東北大学大学院農学研究科博士課程修了後、農林省に入省。農業環境技術研究所理事長、北里大学副学長などを経て、 現在は農業大学校校長として後進の育成に力を注ぐ。2007年、ゴア元米国副大統領とIPCCがノーベル平和賞を受賞した際、 IPCC報告書の代表執筆者を務めている。