SNS戦略コンサルティング

倒産する出版社に就職する方法・連載第14回

 

 

たしかに迷走している。

それは認める。認めざるをえない。

私の人生が……ではない。

三五館シンシャの刊行ラインナップが……でももちろんない。

(私の人生も、三五館シンシャの刊行ラインナップも、計画どおり極めて順調に磐石の構えで進んでいる。冷や汗)

問題は、今回で第14回を迎えるこの連載の方向性のことです。

とりあえず、「新会社立ち上げ基本キット」の中に組み込まれている「ホームページの立ち上げ」はクリアした。で、それだけじゃつまんないから、とこの連載を開始した。

連載を続けていくうちにアクセスが増えてきて、ゆくゆくは販促活動にもつなげようと思った。

勝手に立ち上げて、ひっそり消えていくことも多いとされるひとり出版社の生存情報発信の意味合いもあった。もちろん前回書いたとおり、私のルーツを探る旅でもあり、それらすべてをごちゃまぜにして、いつのまにか13回までやってきた。

 

 

そして、知人のフェイスブックに乗せてもらうなどのアクセス獲得作戦の成果により、1日40~50ユーザーが訪問してくれる日も多くなってきた。

どーよ、コレ。1日に40~50人来る家なんてある? 中国人向けの違法民泊だってそんなに客来ませんから。

さらに、先週一時的とはいえ、目標に掲げていた1日100ユーザー訪問を実現したときには感激のあまり、むせびいた(そんな言葉ないけど、とにかくむせびいた)。嬉しくて嬉しくて、いささめいた(もちろんそんな言葉ないけど、とにかくいささめいた)。

SNS上の軍艦島とされる三五館シンシャのHP、こんな僻地までわざわざお越しいただいている40~100名の方々にあらためて御礼申しあげます。

 

ただ、増えたら減って、また少し増えて減って……一進一退を繰り返すアクセス数。BGMは「365歩のマーチ」。ここらで起爆剤が欲しい。

 

軍艦島で片目のない野犬に育てられた私としては、その分野に精通する人に話をうかがうのがSNS戦略学習のためのいちばんの近道と判断し、知人からSNSに通暁する人物を紹介してもらうことになりました。

その方は大手コンサルティング会社から独立し、SNS戦略を行ないながら会社を経営しているといいます。

(三五館シンシャのSNS対策にアドバイスしていることが世間に知れると氏のコンサルタント生命にかかわることになりかねないため、ここでは仮にA氏としておきましょう)

長身で柔和な表情のA氏が切り出します。

 

「そもそもホームページ連載だと、直接そのページ自体にアクセスしてもらわないといけないので見つけてもらうのが難しいですよね。検索エンジンにも引っかかりにくいので、ふつうの読者が入ってくる窓口がありません」

 

ふむふむ。メモをとる私。「HP 読者 窓口ない」

 

「私の会社でもホームページでの発信を重要視していません。ホームページは見栄えだけ整え、あくまで社名検索をしてきた取引先などに見てもらうための自己紹介にとどめています。発信を重視するのであれば、どうやって見つけてもらうかが大切なので、もっと目につきやすいところ、アクセスしやすいところでやっていくのが手っ取り早い方法だと思います」

 

ふむふむ。メモをとる私。「HPは自己紹介 アクセス 手っ取り早い方法」

 

「たとえばnoteというサービスがあります。ここに記事を投稿するとnoteを回遊している読者が読んでくれやすくなります。noteのフォーマットに流し込むだけなのでデザイン性などを気にする必要もありません。さらに読んで面白ければ、それをシェアする機能もあり、読者が増えるきっかけになります。フォローすると記事が更新されるたびに通知があるのでフォロワーに最新記事を知らせることができます。キュレーションメディアを作ることも可能です。機能的には違いがありますが、アメブロなどのブログサービスに投稿してみてもいいと思います。noteにもアメブロにも執筆者のプロフィールを入れ込めるのでそこで執筆者のキャラクターがわかるようにしておくと読者が記事に親しみを感じてフォローしてくれやすくなるはずです。どこでどう話題になっていくかわからないので、とりあえずまったく同じ記事で構わないので、いくつかのサービスでいっせいに始めて、反響のあったところを継続するとかでいいと思います」

 

「ノート アメブロ     いい」

 

 

 

というわけで、A氏からのアドバイスを熟慮、取材メモを玩味した結果、noteとアメブロにもこの連載を移植(?)していくことを決意いたしました。

https://note.mu/sangokan

40~100名の読者のみなさまにはより一層お引き立てのほど、引き続きよろしくお願いいたします。

軍艦島から愛をこめて。

 

(つづく)


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