腰が痛え

倒産する出版社に就職する方法・第54回

 

腰が痛い。

日常生活に支障をきたすレベルで、猛烈に腰が痛ぇ……。

 

 

発端は先日(2月11日)のことです。

新横浜で開かれる知人の結婚式に向かうため、久しぶりにスーツに革靴で外出しました。総武線と山手線を乗り継いで東京駅に着いた段階で、なにやら腰に違和感が。東京駅から新幹線に乗り、席に座ったところで違和感が確信に変わりました。

 

やつが来た……。

旧三五館を覗いてみたら

倒産する出版社に就職する方法・第53回

 

1月31日、私はほぼ1年ぶりに四谷の地を踏みました。

四谷は、1992年に三五館が設立された地でもあり、それ以降数回の事務所移転を経ながらも2017年10月の倒産までずっと本拠とした場所でもあります。「三」と「五」が挟んでいるから本拠はずっと「四谷」なのだという説を聞いたことがありますが、真偽のほどは定かではありません。

もちろん、2000年に私が無理矢理に押しかけた場所もここなので(その経緯については第10回あたりを参照)、倒産までの都合17年半、毎日通い続けた土地です。

2017年10月5日に倒産し、その月末までは出社しながら関係者への説明や残務整理に当たったため、10月末までは日々、四谷に通勤していました。

しかし、当然家賃も払えないわけで10月末を区切りとして事務所も完全に引き払うことになります。それ以来、私が四谷を訪れる理由はなくなってしまいました。

キック王者のち医師

倒産する出版社に就職する方法・第52回

 

 

2004年11月5日、昼下がりの池袋・ホテルメトロポリタン。

1Fラウンジに陣取ったわれわれは雑踏の合間を縫い、入口に目を凝らしていた。

「来た。あいつだ……」

横に座ったH社長(H社長については連載第1718回あたりを参照)がそうつぶやき、私に目配せをする。

小柄だが、目つきのするどい男が周りを見渡しながら入ってきた。肌は浅黒く日に焼け、Tシャツの上からもその体が相当に絞り込まれていることが見て取れる。

「なるほど、あれがキックの元日本チャンピオンか……」